工学理数コース2年生 22人の高大連携授業の様子です。

8月27日（火）、大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス物理学実験室で「物体の自由落下による重力加速度の測定」と「気柱共鳴法による気体中の音速の測定」が行われました。

はじめに、大阪電気通信大学 共通教育機構数理科学教育研究センター 梶木屋龍治教授による授業が行われ、実数の中にある無理数と有理数を背理法で証明する方法を学びました。

次に2班に分かれて交代で、同研究センター 溝井浩教授、前田郁弥講師による物理学実験を行いました。「物体の自由落下による重力加速度の測定」実験では、落下距離の値を変えて落下に要する時間を測定し、運動方程式を使い重力加速度を求め、落下の法則を学びました。

「気柱共鳴法による気体中の音速の測定」実験では、気柱の長さを変えてスピーカーからの音波で定在波ができる条件を探し、空気中の音速を求めたほか、空気を炭酸ガスに置換し、音速が媒質により変化することを確かめました。

大学の設備を利用した実験学習は、生徒たちにとってまたとない体験となりました。